今更月9。「ブザービート第11話」最終回

今更月9。
しっかり観ました。

なんだかガッカリしました。

ネタバレしてますので、見たいかたは見てくださいね。




☆内容☆

莉子の夢を応援するために背中を押した直輝。
直輝はケガのリハビリに専念する。その横には、付き添う菜月。
バスケットのシーズンもいよいよだった。
莉子が軽井沢にたつ日も近いということを秀治に聞き、莉子に電話するが、
既に携帯は解約されていた。

莉子は、バイト先の書店で店長の妻の直輝の姉から、
以前ショッピングセンターで、直輝が莉子にヒマワリの花を渡そうとして、渡せなかったことを聞く。
そのことをきいて、慌てる莉子だが、その頃から直輝が自分のヴァイオリンを応援してくれたという
気持ちに応えようと、あえて連絡をとらないことにした。

直輝は、母親に大切にしたい女の子がいるということを伝え、
莉子とよく会っていた公園へ行く。
莉子の部屋を見上げるが、莉子の姿はみえない。
莉子の部屋では、麻衣、秀治、莉子で話をしていた。

翌朝。
莉子が軽井沢に旅立つ日である。
莉子は、窓からいつもの公園を見る。
「Love makes me strong」の横に、
「夢に向かってガンバレ!1番のファンより」と、直輝からのメッセージが残されていた。
そのメッセージを写真にとり、敬礼をして軽井沢に旅立つ。

そしてシーズンは開幕し、半年がたつ。

リハビリから復帰をした直輝は絶好調で、アークスはプレーオフに進出する。
半年間のリハビリに付き添っていた菜月をみて、直輝と菜月がヨリをもどしたのでは?
という、チームのメンバー。
宇都宮はそんな菜月を見て寂しげな顔をする。
莉子は軽井沢で演奏会にむけて練習の日々を送っていたが、
知り合いの楽団の手伝いのために東京に戻ってきていた。
そんなとき、直輝をみかけるが、すれ違ってしまう。
もう自分と直輝の運命は交わらないのではないかと麻衣に話す。

そして、直輝との思い出の場所を歩いていると、
ひょんな場所で、川崎に会う。
莉子は自分から直輝との連絡をたったことを自分が弱かった、
半年連絡していなければ、忘れてしまっているだろう、という。
川崎は莉子に、
不利な試合でブザービートを決めるように最後まで諦めなければ
道はのこされている、といい、直輝は莉子のことをまだ忘れていないということも伝える。

順調にアークスはファイナル進出。
練習する直輝に菜月は、
今なら直輝を信じられる、直輝が好きだと伝え、自分とは幸せになれないか、
と伝える。
そんな菜月に直輝は、自分は菜月の相手じゃない。
いつもプライドを守り、菜月のことを思いやってやれなかったと伝える。
菜月は、舌打ちをしながら、優しすぎる、だから浮気をされるんだと毒づく。
でも莉子はそんなことはしないだろうと言い、
もう直輝のことは男としてなんとも思っていない、と強がりをいう。
直輝が去ったあと、泣き崩れる菜月の傍で宇都宮が優しく声をかける。

ファイナルの前に、軽井沢まで莉子をむかえに行く直輝。
だが、莉子は夢に向かって頑張っているということを寮母に聞き、
ヒマワリを託し、東京へ戻る。
そこへ、莉子が帰ってくるが、すれ違う。

そしてファイナルの日。
莉子は、大切な人がいるので行かなければならない、とリハーサルをぬける。
試合は、僅差でアークスが負けていた。
直輝のフリースローのとき、莉子が叫ぶ。
そして、フリースローは成功、直輝はブザービートを決め、優勝。
歓喜の輪の中、直輝は莉子を抱きしめ、もう離さない、とキスをする。


相変わらず、文才がないくせに一応ビデオを早送りしながらあらすじをかいてみました。
書いていて、こんなにまとまりにくいストーリーないなーと思いました。
感想☆☆
多分、最後の「ブザービート」は初めから決めていたラストでしょう。
ここにむかってどうやって展開するか、演出するかをきっと考えて組み立てていったドラマなんだと思う。
題名さながら。
このラストは予想通りでしたが、観ていて物足りない。
なぜかというと、話の骨子であるはずの夢と恋愛、その両方が中途半端であったから。
携帯を解約してまで音楽に打ち込む莉子の心の動きがあまりウマく表現されていないから、全く感情移入が出来なかった。
別に、モーツアルト、チャイコ、パガニーニとかムリに言わせなくてもいいと思うんだけど。
やってる曲はドヴォルザークじゃん。。
バスケのシーンは、プロの選手もいれてたのに、あまりにサックリ終わってビックリ。
あと、「そこの8番ちゃんとやんなさいよ、バーカ」というシーン。
まさかやんないよねー?!と思ったら本当にでてきて、ドンビキ。
そして、
最後の最後でラブシーンを入れるなら、もう少し別のエピソードを削って、
いつもの公園でそういうシーンをいれたらいいのにと思った。
山Pはカッコよかったけど。

最終回というか、このドラマ全部みて思ったのは、菜月が一番おいしかったかなと。
こんなにサブキャラの心情ばかりキチンと描いてどうするのー?!って思うくらいでした。
ヒール役だったとは思うけど、あたしは結構好きだったな。
最終回は主役食ってましたよ(苦笑)
最後の最後まで強がっていたところの演技はよかったなぁ。
ああいうところ、誰でもあると思えるし。
あと、ヨヨギが直輝にパスしたところもよかったね。
しかし消化できてない伏線もなんだかあると思う。
たとえば、ヨヨギが菜月に近づいたのは、直輝への対抗心だったとか、
そういうところや、菜月が莉子に嫌がらせをしていただとか。
この話が直輝には伝わってないのがフシギ。
・・・こういうエピソードをウマく使えばもっといい展開にできたんじゃないかなぁ。

あと、軽井沢のチェリストは何だったのか。いらないような気がしました。
話が広げすぎて纏まらず、最後頑張ってまとめた作文みたいだった。

途中まで面白かったけど、最後はイマイチでした。
主役に関していうと、ときめいて観られた(笑)のは、
莉子が告白するところくらいまでかなー?!あの後の展開が勿体なかった。
ま、全編とおして・・・
山Pカッコよかったからいいのか(笑)←しつこい
しかし、あの別れかたで、この結末に拍子抜け(笑)
またスペシャルでもあるのかしら。

by yukiot512 | 2009-09-22 17:00 | TV

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